SUMIWAKEとは?
野生動物と人間。緩やかな共生社会を作る。
新たなプロジェクト。
野生動物が暮らすの山林と、
人間が暮らす農地や生活エリア。
その間に、森林放牧の緩衝帯をつくることで、
人と動物が共に生きる社会を目指す取り組みです。
SUMIWAKEがもたらすメリット
自治体・農家放牧管理者・生活者にとって
様々なメリットがあります。
自治体・社会
地域の自立力を高めて、
「環境の貢献」と
「野生動物との共生」を実現。
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野生動物との共生
人と動物が互いに干渉しないゾーニングが可能に。
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プロテインクライシス対策
肉牛の飼育で「タンパク質危機」に備える。
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未利用資源の活用
耕作放棄地や森林が活かせる。里山の再生も。
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土砂災害対策
山林の土壌が安定。土砂崩れの可能性を低減。
管理者メリット
事業者が牧畜利用型の
「半農半 X」を
選択できる。
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森林の維持管理
林道を整備。林床を豊かに。間伐材の活用も。
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半農半Xの推進
管理しやすい森林放牧を営みながら、宿泊・飲食・アウトドアなど事業参入しやすく。
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周辺住民との情報共有
GPSやカメラで野生動物のデータを集める。
生活者メリット
肉や皮革・木材など
環境保全型の
「地域産品」が得られる。
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クマとの遭遇を回避
森林放牧が緩衝帯によって住宅地への侵入を防ぐ。
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ジビエや放牧牛の食文化
自然で育つ健康な牛肉などが味わえる。
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アクティビティ
山道が整備され安全な散策が可能に。
ロジックモデル
SUMIWAKEが目指す社会の変化。
最終アウトカムを見据え、推進してきます。
実施体制・連携機関
自治体・研究機関・放牧事業者などが協働。
SUMIWAKEのモデルファームに着手します。
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放牧の推進・全体統括
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地域連携・行政調整
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プロセスデザイン・共創促進
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GIS・ドローン解析
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研究代表
(放牧/多面的評価)
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研究協力
(野生動物/行動・個体群評価)
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社会的インパクト
マネジメント・
資金調達 -
戦略立案支援
ステートメント
共存には、SUMIWAKEが必要です。
クマが人に近づく。
シカやイノシシが畑を荒らす。
動物に罪はない。
解決策は「棲みわけ」の環境をつくることだ。
野生動物がいる野山と人間の農地。
その間にある森を「緩衝帯」として放牧をする。
整備された森で、牛や羊など家畜はのびのびと野草を食む。
棲みわけによって、クマやシカは山から出てこなくなるのだ。
放牧には、土地がいる。
耕作放棄地や管理されていない森林も、活用できる。
さらに、放牧は良質なタンパク質の自給率を高める。
ジビエ的に育った肉は、新しい地場産品にもなる。
人間も同じ生き物なんだから、「住みわけ」ではなく「棲みわけ」。
小さな日本といえど、広い森の国。放牧はまだまだできる。
日本発の動物共生社会「SUMIWAKE」へ。
提唱だけではない。思いを共にするすべての人と実践していく。
お知らせ
SUMIWAKEの今後の予定、最新情報は
noteで随時発信していきます。